映画「盆唄」

 
・福島双葉から避難した人々
・明治期に福島からハワイに移住した人々
天明の大飢饉で加賀・越中から奥州相馬にやってきた人々
 
いずれも移住先でいわれなき差別を受け、望郷の唄をつくる。人々の営みは続き、その唄は「ちょんがら」「盆唄」「BON Dance」と形を変えて受け継がれて行く。この映画は、今我が国で話題になっている移民問題を考えるヒントにもなるのではなかろうか。我が国に移民する人々だけでなく、我が国から移民した人々がいたこと、その歴史は忘れてはならないものだと思う。
 
「歌(唄)とは何か」を改めて考えたのは、自分が合唱団の同期会の後に見たからだろうか。