自分をホメればすべてがうまくいく

この本を読んで、今までの自分がいかに「自分下手」であるかがわかりました.この年になると、誰も誉めてくれません.責められたり,叱られたりすることは仕事でしょちゅうありますので、自分くらいは自分を誉めてやろうと思います.この本を読んで、自分を誉めるには「ヨコの比較」より「タテの比較」が大切だと感じました.つまり、他人と比較するよりも過去の自分と比較するということですね.
でも、自分で自分を誉めるということは思っているより難しいです.自分にはうそはつけません.努力していない自分は誉めることができないのです.これからは、自分に誉めてもらえるような人間になりたいと思います.


さて、自分を誉めるには数値化するのが一番だと書いてありましたので,私も何点か挙げてみます.
かっこ内はいつの時点と比較してかということです.

  • 知り合いが数十人増えた(3年前).
  • 本を読む冊数が増えた(1年前)
  • Podcastで英語を聞くのを続けている(半年前)
  • 論文を時間内に書くことができるようになった(半年前)
  • 馬券の投資額が減った(1年前)


この本の内容を素直に受け入れられたのは,10数年前のあの体験があったからだと思います.たしかに、あの頃から比べると今の自分はよくやっています.著者もどん底を経験したからこそ,こういうことに気付けたのでしょう.