ヒロシマナガサキ

ヒロシマナガサキ

今日見てきた。戦争映画・原爆に関する映画はいろいろあるけれど、感情に訴える映画よりも余計な解説を加えず淡々と事実を語られるほうが心を打つとは思っていなかった。本当のドキュメンタリー映画とはこういうものなのか。まるで「真実はこうだった。さあ、どう考える。」と迫られているようだった。正直,自分は広島長崎について知っているつもりだったが,この映画を見てまさに「つもり」でしかなかったことを思い知らされた。広島長崎について知らない人も,私のように知っているつもりの人も多くの人にこの映画を見て欲しいと思う。


映画に出ている元米軍関係者の発言で、以下のようなものがあった。

「何人かが集まると必ずバカな奴がこういう。
イラクに原爆落としゃいいんだ』
核兵器が何なのかがまるで分かっちゃいない。
分かってたら,言えないことだ。

真実は落とされた者と落とした者だけが知っている。
核兵器が何なのかがまるで分かっちゃいない」のに核兵器を持とうとする国や人が増えるのが怖い。