拙速

前原国交相が地元住民や関係自治体の理解を得るまでは建設を中止するための法律上の手続きに入らない方針を明らかにしたとのこと。当たり前と言えば当たり前のことですが。そういえば、保坂展人氏のブログで以下のような記事を目にしました八ッ場ダムとチェックの会へ「初取材」 - 保坂展人のどこどこ日記。「公共事業チェック議員の会」という会ははじめて目にしましたが、八ッ場ダムの件は急に持ち上がっていたものではなかったのですね。そこまで練られているなら、中止後の復興策もあるはず(と思いたい)。いずれにしろ、この件では拙速はいけないと思います。地元住民の方々が国交相との意見交換を欠席されるそうですが、国交相にはそれにめげずに半年でも1年でも地元に入って意見を聞いていただきたい。その結果、中止するのであればその時こそ日本の政治が何かかわるような気がします。