グズの人にはわけがある
- 作者: リンダサパディン,ジャックマガイヤー,Linda Sapadin,Jack Maguire,斉藤勇
- 出版社/メーカー: ネスコ
- 発売日: 1998/02
- メディア: 単行本
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この本によると,先延ばし癖には以下の6つのタイプがあるようです。
- 完璧主義者タイプ「でも、完璧にしたい!」
- 夢想家タイプ「でも、あんな面倒なことをするのはいやだ!」
- 心配性タイプ「でも、変わるのが怖い!」
- 反抗者タイプ「でも、なぜ私がしなければならないんだ?」
- 危機好きタイプ「でも、ぎりぎりまでやりきになれない!」
- 抱えこみタイプ「でも、他にすることが多すぎて!」
私は典型的な「危機好きタイプ」です。別に危機が好きなわけではないですが、やることなすこといつもぎりぎりになってしまいます。このタイプは土壇場の危機は逃れても,その危機を作っているのが自分であることに気付いていないタイプとのことです。このタイプの先延ばし癖克服法は以下のとおり。(この章だけ買う前に立ち読みで読みました)
- 実際に取り掛からなければ,その面白さがわからないことを理解する。
- ストレス以外のことで,とりかかるきっかけを見つける。
- 課題を考えるとき,気持ちよりも事実を注視する。たとえば「このレポートは金曜が提出日だけれども(事実)、月曜日まで待って出しても大丈夫だろう(気持ち)」と考えてはいけない。
- 極端でおおさっぱな考え方から、穏やかで具体的な考え方に変えるように努力する。具体的に自問して事実を収拾するように努力する。
- 直感したことではなく,それについて考えたことを伝えるように努力する
- 会話の中で自分のことを無能,被害者として描写することは避ける。
- 課題や責任について話しているときは,否定や反発的な面だけでなく、前向きで積極的な面に目を見ける。
何となく、思い当たります。これからは気をつけたいと思います。