本当に「縁起でもなかった」出来事

縁起でもない: ぐれの日記帳2を見て、昔あった出来事を思い出した。あれは確か、私が高校生の頃のある正月のこと。父が近所の新年会に出かけた。1,2時間ほどして電話が鳴った。私が出たような記憶がある。電話は警察からだった。「○○△△(父の名前)さんのお宅でしょうか。」「はい。」「残念ですが、交通事故でお亡くなりになりました。」腰を抜かす母、思考停止する私、泣き出す妹。しばらくして、父が帰宅するまでの時間は無限にも感じられた。父が改めて警察に電話して確認すると、同じ町内の父と同姓同名の人がなくなっていたことが判明。我が家にかかったのは間違い電話であった。
嘘のようで本当の、本当に「縁起でもなかった」出来事。