今年21冊目 決断力

決断力 (角川oneテーマ21)

この本を読んで、テレビで羽生さんが語っていたこと、そして羽生さんの心の中がすこし覗けたような気がします。一番興味深かったのは集中力に関しての章で、深い集中力は海に深く潜るステップと同じだそうで、徐々に深めていくのだとか。深く潜るためには、空白の時間が必要であるとのこと。そして、ギリギリまで自分を追い詰めたその先には「狂気の世界」があり、そこに行ったら戻ってこられないだろうとのこと。そこの入り口は見えているが、入らないでおこうと思っているそうです。
「コンピュータと対戦するにはいいが、休憩中は電源を切って欲しい。そうでなければ不公平だ」には失礼ながらちょっと笑ってしまいました。