今年36冊目 夜と霧

夜と霧 新版

夜と霧 新版

久しぶりにすごい本を読んだ(いい意味で)。もう少し重い本かと思っていたが、そうではなかった。淡々と書いてあるようで、最後に心にずしんと来る。さすが、世界的名著。とりあえず、印象に残った文章をいくつか列記しておく。

あたえられた環境でいかにふるまうかという、人間として最後の自由だけは奪えない

なぜ生きるかを知っているものは、どのように生きることにも耐える

自分を待っている仕事や愛する人間にたいする責任を自覚した人間は、生きることから降りられない