景気とスポーツ

経費の節減ということで、昼休みの会社の明かりが12月から消えている。ただでさえ暗いのに物理的に暗いので、余計に気分が暗くなる。今日はトヨタの今期赤字のニュースがあった。不況で企業スポーツから撤退する企業も多い。先日はホンダがF1から撤退した。あのニュースを見て、なぜ「撤退」ではなく「休止」にしてくれなかったのかと思った。「撤退」だともう戻ってこないという感じだが、「休止」であれば「景気がよくなったら私たちは戻ってきます」というメッセージになる。最近の企業のスポーツからの撤退ラッシュを見ると、前から撤退を考えていた企業がここぞとばかりに撤退しているようにも思える。そんな中、スポーツで明るいニュースは広島カープの新球場がほぼ完成してマスコミに公開されたこと。カープは今年新球場の建替えをして正解だった。来年だったら、誰かが建設の延期を言い出していたに違いない。企業スポーツもCSRの一部だと思う。スポーツに関わる企業には、真摯な対応をお願いしたい。