今年10冊目 本を読む本

本を読む本 (講談社学術文庫)

本を読む本 (講談社学術文庫)

これは「本を読む人」のための本である。「これから本を読みたい人」のための本でもある。つまり、「読む」ことによって知識を得、理解を深め、すぐれた読書家になりたいと思う人のために書かれた本である。

もう少し早くこの本を読みたかった。この本は読書の本来の意義、そして読書の技術をわかりやすく解説しています。人間が知識を得るために読書は必須。その読書の具体的な方法を示しているのだから、この本を読むことは読書によって自分を高めたいと思っている全ての人にとって必須かもしれない。私が高校の教師か大学の教授だったら、この本を読むことを学生・生徒に薦めたい。それくらい価値のある本だと思う。