今年19冊目 インターネットは誰のものか

インターネットは誰のものか

インターネットは誰のものか

インターネットにより利益を上げている会社はいろいろあるが、ではトラフィックが増えることによるコストは誰が負担するのか。通信会社か、アプリを提供している会社か、それともそれを利用している我々一般市民か。その解決策の例を示した本。やはり、解決策は三方一両損にならざるを得ないのではないかと思う。IPv6の問題にしても、技術的な課題が全て解決したとしても、切り替えのコストを誰が負担するのかという問題が最後に残る。コストだけでなく中立性という観点からも、解決していかねばならない課題は多いようだ。