歴史小説と桂小五郎

このブログ上で「世に棲む日日」「功名が辻」と司馬遼太郎歴史小説を紹介してきました.皆さんご存知とは思いますが,司馬遼太郎はこの他にも幕末ものを中心に歴史小説を何本も書いています.最近大河ドラマになったものでは「最後の将軍〜徳川慶喜」「翔ぶがごとく」その他には「竜馬がゆく」「燃えよ剣」等々もそうです。さて、明治維新にかかわった重要人物で司馬遼太郎歴史小説で書かれていない人物がいます。それが桂小五郎木戸孝允です。そういえば、司馬遼太郎に限らず桂小五郎木戸孝允が主人公の作品は見たことがないなと思って調べてみたら,Wikipediaに以下のような記述がありました.

木戸孝允 - Wikipedia

しかしながら、これほど開明的な重要人物でありながら、その全貌は映画、ドラマ、小説、書籍においては、いまだにただの一度も正当に描写されたことがないように思われる。

やはり、この人物は主人公にしづらいのでしょうか.桂小五郎が主人公の小説を読んでみたいと思った次第.