叩かれ台

うちの上司は「叩かれ台」という言葉を時々使う。「叩かれ台」とは「叩き台」をつくるための「叩き台」。「叩き台」よりもよく叩かれるので「叩かれ台」。ひとつの「叩き台」をつくるためには、無数の「叩かれ台」が必要になる。
ブログを書いていると、自分が書いた何気ない言葉から議論めいたことが始まることがある。そんなとき、このブログの記事はこれを見た人たちの思考の「叩かれ台」になっているのかもしれない。そして、それを元に人々の頭の中に「叩き台」ができるのかもしれない。もしそうであれば、このブログも書く意味があると言うもの。いい意味での「叩かれ台」にこのブログがなればと思う。