I Have a Dream 〜キング牧師のアメリカ市民革命〜
http://www.nhk.or.jp/sonotoki/2008_11.html#01
今日の「その時歴史が動いた」はマーティン・ルーサー・キング・ジュニア(Martin Luther King, Jr.)の歴史的演説について。先日バラク・オバマ氏の大統領選当選がきまったばかりですからタイムリー(もちろん、そのような時流をみて放映を決めていると思いますが)。マーティン・ルーサー・キング・ジュニアについては中学のときに英語の時間で習ったはず(今でもそうなのかな?)。当時はあまりその偉大さがわかりませんでしたが、今ならわかります。今日の番組では公民権運動の際に歌われていたという“We Shall Overcome(私たちは打ち勝つ)”が心に残りました。この歌はあとで探して見ようと思います。そして有名な“I Have a Dream”の演説、YOUTUBEにありましたのでリンクしておきます。
今年48冊目 人類が消えた世界 THE WORLD WITHOUT US
- 作者: アラン・ワイズマン,鬼澤忍
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2008/05/09
- メディア: 単行本
- 購入: 11人 クリック: 227回
- この商品を含むブログ (84件) を見る
いま人類が忽然と姿を消したら、
世界各地では
いったい何が起こるのか。
人類がいなくなった後に残るもの。それはルーブルにある数々の美術品でもなく、世界各地の世界遺産でもない。無数のプラスチック粒子と放射性物質、それが現実。でも、数万年後、数十万年後にはそれらの物質をエネルギー源とする生物が現れるかもしれない。だとしたら、人類がこの世界に残せるものは何なのか。
訳者があとがきに書いているとおり、この本を読むと人類がいかに地球に負荷をかけているかがよくわかる。我々人類がこの地球の環境を守らねばならないのは人類そのもののため。生物の多様性を維持しなければならないのも人類そのもののため。生物の多様性を維持し得ない生態系では人類そのものが生存不可能だからである。他の生物のためであれば、人類が絶滅するのが一番確実。人類が絶滅して悲しむのは、人類の家畜やペットとなっている動物と人類に寄生している微生物だけなのだから。
環境問題とは何なのかということを改めて突きつけられる本。