古本を売るときには注意

戦時使った古本を読んでいたら、あるページから一枚の紙が落ちてきました。それは、お札・・・ではなくて領収証、この本を買った時のものと思われるレシートでした。どうやら、この本の前の持ち主はレシートをはさんだまま古本屋に売ってしまったようです。なぜ本にレシートがはさまっているか、だいたい状況はわかります。私も時々やるのですが、本を(書店で)買った、すぐに読みたい、読み始めた、途中まで読んだ、読み終わらなかった、しおりがない、付箋もない、カバーははさみたくない、とりあえずレシートはさんでおこう、こんな感じではないかと思います。図らずも、この本の前の持ち主はこの本をいつどこで買ったかがわかってしまったわけです(さすがに、個人情報はわかりませんが)。クリーニング屋に衣類を出すときにポケットをチェックしますが、あれと同じで古本屋に本を売るときも本に変なものをはさんでいないかどうかチェックしたほうがいいかもしれません。古本を売るときにはご注意を。