SEのためのコーチング技術

最近、競馬のことばかり書いていたのでたまには別のことを書こう

SEのためのコーチング技術

1/4にこの本を買ったという事を書いたので、その感想をば
一言で言えば、コーチングをはじめて学ぶ人にぴったり
「SEのためのコーチング技術」というより「社会人のためのコーチング技術」
と言ったほうがいいのかもしれない。


読んでいて私がもっともうなずかされたのが以下の例


効果的な質問とは(質問?詰問?)
日本語の「質問」は「問い質す」、英語の「質問」はクエスチョンで「探求する」
「問い質す」こと(=詰問)は効果的な質問とは正反対
「○○だが、なぜ期限を2日も過ぎてもできないんだ?」
というのは「詰問」
「○○ができていないようだが、何が原因になっているのか」
というのは「質問」
「なぜ」を「なに」に変えただけで、相手に与える印象がまったく違う


コーチングというと難しく感じるかもしれないが、読んでみると
当たり前ながら、「なるほど」と思わされることばかり
でも、その「当たり前」が難しいのかもしれない