今年20冊目 「20円」で世界をつなぐ仕事

だから「いいことをするべきだ!」と言うのではなく、「こうすればたいして無理をしないでいいことができますよ」「あなたの気持ちをこういう形で届けますよ」、そう言えるだけのしくみを用意すればいい。そうすれば、みんな喜んでそのしくみを使ってくれるはずです。

社会事業とは無償のボランティアではなくビジネス。だからこそ、厳しく結果が求められる。著者はこれを自分の「天職」という。ここでいう「天職」とは、自分のしたいことをしているという自己満足ではなく、自分のしなければならないこと。たとえそれがどんなに厳しくても。
仕事とは何か、社会貢献とは何か、改めて考えさせられた。